新生児蘇生法

3月5日 広島国際大学呉キャンパスで新生児蘇生法Aコースの講義、実技、試験を受けてきました。参加は30名。

午前中は西村裕先生(広島市民病院 NICU部長)の講義、午後は参加者が3グループに分かれ、1グループに2名の指導の先生が付いて新生児蘇生の実践練習です。
3人が一単位。リーダーが指示をし他2名が蘇生を実践します、リーダーは全員必ず経験しなければいけません。

例えばこんな風でした

指導の先生が「母体部分胎盤早期剥離あり 10ヶ月で出産。児体重3kg 自発呼吸なし 筋緊張なし」と言って、赤ちゃん人形を横たえます。

すかさずリーダーより次々に指示が2名のスタッフに出ます。
「保温して下さい。体位保持、肩枕を入れて! 皮膚乾燥させ皮膚刺激を! 心拍数確認! 100以下なら人工呼吸開始! 心拍確認! 心拍60です 胸骨圧迫(心臓マッサージ)開始!」

 人工呼吸もマスクが的確に赤ちゃんの鼻口にあたってないと肺が膨らみません、人工呼吸と胸骨圧迫を「1:3」のリズムで30秒続け再度聴診器で心拍数を確認します。

自分がリーダーになると「頭の中が真っ白」の状態になりそうです。
1例終るごとに先生、他のメンバーからアドバイスや評価が下されます。
緊張感100% しかし蘇生手順はかなり頭に入りました。

指導してくださった2人の先生は実にリアルに赤ちゃんの状況に応じた呼吸音や泣き声を出し臨場感を高めて下さいます。それもそうですよね。
毎日NICUの赤ちゃんを診察、治療し緊急搬送された新生児を蘇生されているのですから。

最後15分間のマークシート式による試験は難しかったです。
合格すれば、新生児蘇生法Aコースのライセンスを取得することが出来ます。
落ちたら再度チャレンジします。

新生児蘇生法(NCPR)は的確な判断と技術を身体に覚えさせる事が必要です、年に1回は必ず研修に参加しようと思います。

6月には西村裕先生が、自宅・助産所での出産時の新生児蘇生の指導をして下さいます。先生は大変お忙しい方です、しかし「どこで生まれても赤ちゃんの生命は同じです」という信念があるからだと思います。
是非、受講したいです。
お産とブッキングしない事を心から願っています。