8月のお盆過ぎに5月初めに出産されたお母さんを訪ねました、生後3ヶ月になる赤ちゃんのインファントマッサージ(IAIM 国際インファントマッサージ協会)を教えるためです。
当助産院は、広大医学部保健学科助産課程の学生の実習施設になっています。
お母さんの了解を得て2名の学生を同伴しました。
マッサージの主役はお母さんと赤ちゃんです。
助産師は人形を使ってストロークの方法を伝えます、助産師が赤ちゃんをストロークすることは決してありません。
お母さんは優しく赤ちゃんに声かけし瞳を見ながら、足、お腹、胸とマッサージしていきます。
赤ちゃんは気持ちが良いのでニコニコし、それを見ているお母さんも笑顔になります。
マッサージされた部分は血行が良くなり、体温が上がります。
赤ちゃんにとって触れてもらう事は食べ物と同様に欠かせないものです。
乳幼児期にしっかりと肌に触れてもらった子どもは、大人になった時に他人とより親密な関係を築けるようになります。
同伴した2名の学生も人形を使ってストロークの勉強をしました。
しかし1番学んだことは、笑顔の赤ちゃんとお母さんを見て肌に触れる事がいかに大切であるかという事でした。